「考えろ、お前」と、一回り下のヤンキーに怒られた
30代後半、怒られる機会が年に一度もない人へ。
先週、本気で怒られました。
会社辞めたからもう誰にも怒られないと思っていたのに、
1か月半でガッツリ怒られました。
相手は、たぶん一回り下の業者さん。
耳にピアスをして、金髪で、腕まくりをしていた。
「お前、考えろよ。邪魔だろ。考えろ、お前。わかんだろ。」
ゾクっと寒気がする、
血が全身を駆け巡る、久しぶりの感覚。
何があったかというと、車の停め方の話です。
白線が二本ちゃんと引いてある、
駐車していい場所には停めていたんです。
ただ、停め方が悪くて、業者さんの作業の邪魔になってしまった。
「白線あるし、停めていいでしょ」と
言い訳も浮かびました。
でも口には出さない。いや、出せない。
だって、邪魔になったのは事実なので。
客観的に見て、こっちが悪いので。
そのまま、下打ちされました。
怒られない小手先はこの先通用しない
ありがたい時間でしたね、これが。
考えてみたら、
人に本気で怒られるって、ほとんどなかったんです。
会社員時代の後半もほとんどなかった。
20代の頃は、それはもう怒られてました。
悔しくて、
嫌な思いをして、
それで一段強くなって、
また怒られて。
そういう年月。
でも30代の中盤に入ってくると、
怒られるって年一くらいのイベントみたいになる。
ミスをしないように事前に手を打つし、
ミスした時のダメージを計算できるし、
アブナイ案件は根回しと釘打ちを徹底する。
地雷ポイントは、
ある程度把握できている。
踏まなければいい、それだけです。
そしてミスがほぼ確定しそうなら先に謝りに行く。
経験上、これやってれば怒られない。
(と、勝手に思っていた)
会社を辞めると、地雷の位置がわかりません。
仕事をする相手が初対面の場合が多いからです。
そういう状態で視野広く、
想像力を働かせないと何が起きるか。
誰かの地雷をいきなり踏みます。
それは今回のように年下の兄ちゃんかもしれないし、
50代のおっさんかも知れないし。
9割ごめんなさい、1割ありがとう
業者さんに下打ちされた直後、
僕の中に湧いた感情はこうでした。
9割は、ごめんなさい。
1割は、ありがとう。
まず、ごめんなさいです。
当たり前です。自分が悪い。
問題は1割のほうです。
正直、世の中をちょっと舐めていたところはあったと思います。
独立して、自分のペースで動けるようになって、
誰にも文句を言われない日々が続いていた。
「誰かに迷惑をかけているかも」
というセンサーが鈍ってるんでしょうね。
そこに、知らない年下(多分ヤンキー)からの
「考えろ、お前」。
これは引き締まるよ。
人に本気で怒られて、ちゃんと反省する。
自分という人間は誰かから年に数回、
ちゃんと怒りを打ち込んでもらったほうが
覚えが早い。
だから、
「この人に怒られたら、ありがたいな」と思える人を、
ちゃんと決めておく。
自分より明らかに能力が高い人。
自分に足りない部分を、深く知っている人。
忖度なく、本気で打ち返してくれる人。
そういう人とは定期的に自分から会いに行く。
独立して1ヶ月半、
自分が一番恐れているのは、
たぶん仕事が来ないことよりも、
こうやって誰にも打たれないまま、
静かに鈍っていくことですね。
そっちのほうが、よっぽど怖い。
定期的に誰かにブチギレられる機会を
大切にしたいなと思いました。
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